心理学や統計に基づいた性格診断「エゴグラム」は自分の行動の特徴や性格傾向を実際にグラフにして視覚化できます。無料です。
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人に対する関心が強く、「我れ関せず」の態度で、よそよそしく振る舞う。
自分に対する厳しさに欠け、何事もいい加減になりやすい。
現実を冷静に見極めてから動くより、直感的に判断して行動するほうで、かなり衝動的な言動が見られる。
非常に自己規制が強く、「自由にやりたい」気持ちを無理に抑えようとするあまり、自然な感情が出しきれていない。このため、自分に対するもどかしさと悔しさから、欲求不満に伴なうストレスがうっ積して、自己嫌悪に陥りやすい。
人当たりはいいが、神経質で取り越し苦労が多い。
自分に自信が持てず、何をするにも結果を気にするあまり、自己規制が働いて前向きに行動できない。
CPって何? NPって何? Aって何? FCって何? ACって何?
FC の本能的な部分に対して、人生早期に周囲の人たち (特に母親) の愛情を失わないために、子供なりに身につけた処世術を、AC という。
親たちの期待に沿うように、常に周囲に気兼ねをし自由な感情を抑える 「いい子」 である。
AC は主体性欠如のまま周囲に迎合するもので、本来の自分がまったく生かされていない。
そのため常に不本意で欲求不満が生じ、劣等感を抱いたり、現実を回避したりする。
「~してよろしいでしょうか」 「どうしたらよいか分かりません」 「どうせ私なんか・・・・」 などの言葉をはいて周囲からの同情を得ようとしたり、オドオドした話し方ではっきりものを言わなかったりする。
AC 的な人は自分自身の感情を抑圧する傾向が強いので、本音に気づかず建前の行動が多い。
その結果、身体症状や精神症状として現れることさえある。
思っていることを口に出せず、人に言われると何でも 「イエス」 と言ってしまう人、消極的な人、そして心身症、神経症で苦しんでいる患者さんたちには AC に振り回されている人が多い。